もうすぐ9月1日。そう、震災記念日です。しかも、今年で100年。 僕の父親は大船で歩いている最中に震災を経験しており、その話しを断片として聞いたことはあるのですが、いまさらなんですが、もっとよく聞いておけばよかったと。 …
カテゴリー: 郵趣史
ペリー提督命令書
画像は、1981年7月7日に Sotheby Parke Bernet で売り立てられた、石川良平氏の在日米国局コレクション・カタログからのもの。 氏の在日外国局は、ある特定の国や局を限定したものではなく全ての外国局を対…
モーリシャス・伝説のオークションから
1968年10月21日の20時(ニューヨーク時間)から開催された H. R. Harmer 社による “The Louise Boyd Dale and Alfred F. Lichtenstein̶…
Frank Godden
切手アルバムには、世界中にいろいろなメーカーがあり、そしてラインナップがあります。その切手収集用アルバムの頂点に君臨しているのが、 “Frank Godden” であることに間違いはないでしょう。…
『大日本古銭古郵券雑誌』に記録されたキ半銭
日本で最初の郵趣雑誌(古銭も入っていますが)と言われている『大日本古銭古郵券雑誌』。発行・編集者の名前をとって「ラムスデンの雑誌」と、通称で呼ばれることが多いですね。創刊号は大正2年1月。 その第3号(大正2年3月)に、…
ギボンズで偽造手彫切手を紹介
切手関係のYouTubeってけっこうありますが、中でもギボンズは内容の濃さはもちろんのこと、映像作品としてのセンスが高く、感心させられます。日本の郵趣団体も、こうしたクオリティの高いものを配信してほしいのですが、現状では…
『京都寸葉』第81号から
30年近くかけて集めた『京都寸葉』。お陰様で、初期の60数冊を除いて終刊号まで揃えることができましたが、創刊号近くの極めて初期の号を入手するのは、限りなく難しいかも知れません。同誌の評価については様々な指摘がありますが、…
広田芳久・旧韓国コレクション
日本における旧韓国関係コレクションの比較的古い収集として広田芳久コレクションがあり、その内容の極く一部は1975年に『韓国郵趣資料』として公刊されています。 そのコレクションが1976年の広田氏の死後、翌77年4月に金井…
戦時下軽井沢の切手商
毎年訪れる軽井沢。4、5日滞在する中で、軽井沢時間と言いましょうか、時計のいらない、ゆっくりとした時間を家内と2人で過ごします。 アウトレットでの買い物、お気に入りのレストランで軽井沢産のキノコ料理に舌鼓を打つ。そうした…
木村梅次郎旧宅
四代目郵趣手帖のブログで、日本切手の大収集家であった小島勇之助氏の旧宅が、今ではマンションになっていることを紹介しました。 今日、前田晃氏の『きっておぼえがき』をパラパラと捲っていたら、前田氏が木村邸を訪問した時のことが…