前に紹介した菊葉書もそうですが、この時期の葉書の書留使用は株主総会とか証券会社関係が多いですね。一般の人で葉書を書留で出す用件って、ほとんどなさそうですから当然の事かも知れません。 分銅葉書全体を分母とすると、書留はホン…
カテゴリー: 日本ステーショナリー
菊葉書(青枠)書留使用例
昨日に続いて菊青枠葉書。この時期の使用例には、単純に書留といっても2種類が存在します。 菊青枠葉書の発行は、明治32年5月25日。そして、明治32年9月末までの書留料金は6銭で、10月1日からは1銭値上がって7銭になりま…
菊葉書(青枠)の朝鮮使用例
菊の青枠葉書の使用例。朝鮮から内地に送られた年賀状です。 データは、釜山 明治34年1月1日イ便。 国名が「大韓帝国」となったのが明治30年10月ですが、一斉に切り替わったわけではないので、局ごとに追いかけて行かないと実…
小判型封緘葉書6つ穴の使用例
以前に連続穴の鉄郵印使用例を紹介したことがありましたが、今回は6つ穴。 3つ穴から6つ穴への仕様変更は、大正10年7月2日の逓信公報にも掲載されているもので、「いつの間にか仕様が変わっていた」というものではありません。 …
刷色改正旧議事堂葉書2円の初期使用
葉書ネタが続きますが、お付合いください。 下のリーフは、刷色改正旧議事堂葉書2円で昭和25年6月1日が発行日。発行理由は、その前に発行されていた旧議事堂葉書の刷色が濃い紫色であったことから消印が見難く、そのため薄い青色の…
旧議事堂葉書2円・図入り年賀機械印
昨日に続いて、通常葉書のフツーの使われ方シリーズです。時代は新しくなって旧議事堂2円の紫。 戦後の年賀特別郵便が再開されたのは昭和23年。つまり昭和24年の正月に配達される年賀状からで、それ用の年賀切手も発行されています…
桜はがき5銭・15銭料金時代
発行は、昭和21年7月20日。ところが、その5日後に郵便料金改正があったのは有名な話し。だから、5銭料金の使用例があれば言うことなしなのですが、そんなのは僕には不相応。もちろん、お値段的にですが・・・。 画像は、駄物中の…
小判型封緘葉書の使用例
ヤケが強くて見栄えは悪いですが、使用例の1通として鉄郵印があったので、まぁ、普通の櫛型印よりは良いでしょう。 東京神戸間の下り3便。E欄の乗務区間は東京浜松です。日付は昭和2年2月25日なので、この乗務区間としては極めて…
昭和25年用年賀葉書
葉書の中でも、収集対象としてはちょっと地味(暑中見舞葉書ほどではありませんが・・・)な存在の年賀葉書。日本切手収集家の中でも、多くの人が年賀葉書は1種1枚で上がりではないかと思います。ですが、こんなものもあるのです。 画…
小判葉書の朝鮮使用例
小判葉書は、使用例が色々と面白いですねどこか、楠公葉書の面白さに通じるところがあります。 画像は、在朝鮮の仁川局での使用例。明治27年9月15日イ便で、配達印は美濃神土局で9月22日イ便ですから、ちょうど1週間かかってい…