小判葉書は、使用例が色々と面白いですねどこか、楠公葉書の面白さに通じるところがあります。 画像は、在朝鮮の仁川局での使用例。明治27年9月15日イ便で、配達印は美濃神土局で9月22日イ便ですから、ちょうど1週間かかってい…
カテゴリー: 日本ステーショナリー
旧夢殿往復葉書
戦後未使用のステーショナリー・カタログコレクションから旧夢殿往復葉書。発行は、1961年8月1日。 発行から5年後の1966年7月1日の料金改正で、葉書料金が5円から7円に値上げされました。それに対応するように、郵便局で…
切手付封筒・角形カナ入り4銭
画像は、明治6年12月発行の手彫切手付封筒の角形カナ入り4銭で、カナは「ニ」。この4銭、使用済は高価ですが未使用なら意外と安くて、「みほん」字入りなら更にお安く入手できます。だから、僕のコレクションにも収まっているわけで…
濁点楠公色違い
使用期間も長く、はがきの中では駄物中の駄物の楠公はがき。それだからこそ、バラエティーも多く、人それぞれの楽しみ方ができます。画像は、楠公はがきの中では2番目の発行(昭和8年)である濁点楠公の未使用。未使用でも買えば500…
実はエラーな「郵便葉書七十五周年記念」はがき
画像は、昭和23年12月1日に発行された「郵便葉書七十五周年記念」はがきの印面。題材は、もちろん最初のはがきである紅枠はがきです。 このはがきの印面、見た感じ普通の半銭はがきのように見えるのですが、実は大きな間違いがある…
小型カナ入りはがき1銭「ロ」の変種?
画像は、小型カナ入りはがき1銭ロ。綺麗な四日市の記番印以外には、特になにもない普通の使用例です。 極めて普通のマテリアルなのですが、丁寧に見ていたら「あれれ・・・」と思うことが一点ありました。それが下の画像です。 赤丸に…
はがきの書留便
今、郵便局の窓口ではがきを差し出し「書留で」なんて言うと、窓口氏はきっと「???」みたいな顔をするでしょう。 画像は、菊青枠はがきの書留使用例。1 1/2銭はがきに菊切手1銭1枚と3銭2枚を貼ったもので、切手分が書留料金…
小判型封緘はがき
画像は、大正7年から発行が始まった小判型封緘はがき。地味な存在の封緘はがきの中でも、特に地味な存在なので人気が全くなくて、多くの人が未使用は1枚だけ入手して、上がりにしているのではないかと思います。 この封緘はがきの着目…
刷色改正旧議事堂はがきの年賀使用例
昭和23年9月10日発行の旧議事堂はがき2円は、濃い紫色の刷色で発行されましたが、消印の印色との関係から、25年6月1日にうすい緑青色へと刷色が変えられています。この2円はがき料金は、昭和26年10月31日まで続きますが…
定時印刷物帯紙
余りにも地味な存在の定時印刷物帯紙。まぁ、知らない人がほとんどだと思いますが、明治17年4月29日の発行で、時は小判切手や小判はがきの時代ですから、なんとはなく似た感じがします。 この帯紙、古い文献を遡っていろいろと見て…