天野安治さんの『日本切手の集め方』が出版されたのは1980年。氏は、それ以前(1976年)に『日本切手とその集め方』という専門性が高いハンドブックを出されていました。本書は、その前著を受けて購読者層を前著とは異なる初歩者…
カテゴリー: 文献
『日本切手カタログ』2023年版
やっと『組合カタログ』の新版を入手。大部分の切手商が『組合カタログ』で分類・商売をされているので、これだけは毎年欠くことのできないカタログです。 今年度版から組合カタログもとうとう2分冊で、「明治・大正・昭和・平成」版と…
Gibbons Stamp Monthly Archive
” Gibbons Stamp Monthly ” は、郵趣総合誌の中で最も著名、かつ影響力がある雑誌。僕も三十数年の購読者です。 この雑誌、現在は紙媒体と電子媒体が選択できるのですが、この電子媒…
“NEPAL GOLD MEDAL COLLECTION”
ネパール切手の市場規模は小さい。もちろんネパールにも収集家はいますし、インドにはネパール切手収集家が多くいらっしゃいます。ですが国際的な規模で見たばあい、日本のそれも小さいですが、ネパールだと日本の1/10、いや1/20…
『日本国際切手展2021凱旋展作品集』
昨日到着。 大金賞受賞作品集というお題で7作品を収録していますが、リーフは抜粋された形で収載なので、本書を見ても作品全体が理解できるわけではありません。その辺が、本書の大きな欠点と言えば欠点でしょう。とは言うものの、タイ…
創刊から50年
今年は2022年なので、そこから50年を引くと1972年。半世紀前になりますが、その年に創刊されたのが画像の『スタンプマガジン』。後に類似誌名の雑誌との大人の事情から『スタンプクラブ』と改名してしまいましたが、僕にとって…
『桑野博コレクション 動植物国宝切手シート写真集』
ようやく仕事が一段落。ということで、『桑野博コレクション 動植物国宝切手シート写真集』を開封。 僕らの世代にとって現行切手と言えば、片岡尤二氏と桑野博氏が双璧。その桑野コレクションから、374シートが1枚90メガバイト以…
金井 パブリック146回
金井パブリックセールと言えば、グルックナー、ペプロウ、コレイヴォ、ワイスブレムなど著名収集家のネームセールで、郵趣史上忘れられることがない存在であり、そのカタログは収集内容を伝える資料として、今でも貴重な存在です。きっと…
『津田沼徒然草 NEXT』No.4
本日、お昼に『津田沼徒然草 NEXT』No.4が到着。 巻頭の記事は「「村入り」局の郵便印の変遷」。私「村入り局」好きなんです。持ってはいませんが・・・。どことなく牧歌的というか、ほのぼの感が漂ってていい感じがしませんか…
山本謹一「手彫切手の話題」
『全日本郵趣』219号(昭和56年6月)から46回にわたり連載された、山本謹一氏による「手彫切手の話題」。手彫切手に興味を持ち始めた頃にはノートを取りながら、それこそ何回も読み返したものです。 創刊当初から『全日本郵趣』…