ネパールは、19世紀初頭にイギリスとの間で起きたグルカ戦争の結果から鎖国政策を行うようになりましたが、第二次世界大戦後にインドやパキスタンが独立すると、その流れの中でネパールは開国へと舵を切ります。 鎖国中でもインドとの…
カテゴリー: 外国切手
ワイルディング・シリンダーブロック
画像は、以前に全日展に出品したイギリスのワイルディング・シリーズから33と34リーフ目で、額面6d。イギリスの通常切手は、伝統的に左下コーナーの6枚ブロック(シリンダーブロックと呼びます)で収集されることが多く、これがち…
ドイツ・労働者図案とポストホルン
戦前ドイツの図入りアルバムから、1922〜23年発行の労働者図案とポストホルン。両者ともに、それ以前から発行されていたシリーズに追加発行されたものになります。 この頃のドイツ切手は、シリーズごとに小グループを作って整理す…
今日はクリスマス
今日はクリスマス。家内はベーカーなので、23〜25日は超大忙し。昨日は、予約無しで3万円分のパンを買われた方がいらしたそうで、3万円分のパンっていったいどれだけの量なのでしょう?ということで、毎年、数日早めにクリスマスを…
世界最初(?)の小型シート
画像は、ルクセンブルグが1921年に発行した「皇太子誕生記念」切手で、郵趣家の間では「世界最初の小型シート」と言われることもあります。 そこで、各国のカタログで調べてみたら、意外と面白いことがわかりました。『ギボンズ』で…
コロナ予防接種
今日は、コロナの予防接種に行ってきました。コロナも日常的な病気の一つと思われるようになって接種率もだいぶ低いようですが、僕は5回目。友人の中には、持病があるので6回接種済みという人もいますが、4回で打ち止めという方も多い…
スウェーデン・割引切手
割引切手と言っても、ピンと来ない方が多いと思いますが、文字通り額面を割引いた切手。日本だと広告付き葉書が割引で買えますけど、結果は同じでもスウェーデンの割引切手は質的に全く異なります。 日本の広告葉書は、広告主が広告代を…
アデン
野上弥生子の『欧米の旅』を読んでいます。(岩波文庫で3分冊、1200ページほど)昭和13年秋に日本を発ち、ヨーロッパで始まった第2次世界大戦の影響を受け、急遽米国経由で昭和14年秋に帰国するまでの日記。世界大戦勃発時のヨ…
種まきカメオ5c緑タイプ2
昨日はタイプ1を紹介したので、やっぱりタイプ2も紹介しないと片手落ち。ですが、その前に「タイプ1だのタイプ2ってどこが違うのさ?」なんて聞こえて来そうですね。この2つのタイプ違いは、ルーペがあればすぐにわかります。下の拡…
種まきカメオ5c緑タイプ1
種まきシリーズは、フランス切手の中でも駄物中の駄物(もちろん超珍品もあります)ですが、その中でも更に駄物なのが、このカメオ5サンチーム。駄物×2、みたいなもの。ですが、その割に使えるマテリアルを持っていないところが、テキ…