第1次円単位8円切手では、もっともポピュラーな使用例で、そこら中に溢れている5種便。
左の使用例は、京都局で消印としてはつまらないのですが、下辺中央が丸く切られていて一見して開封便であることがわかるルックスが、ビミョーに気に入っています。
右は鉄郵印というところがミソ。
データは旭川網走間、昭和32年2月19日の下り1便。
差出人は石北本線留辺蕊駅前の日本通運なので、駅構内ポストに投函され石北本線の郵便車で北見へ。この車内で消印されています。
その後、途中駅の北見で、今は廃線となってしまった池北線に乗せ換えられ、宛地の本別駅で下ろされたもの。
良き時代の使用例です。