JPS北欧切手研究会の機関誌『FINDS』252号が到着。
内容は、デンマークが1本にフィンランド関係が3本。
伝統郵趣の切手解説、テーマチク、紀行文と多彩な内容です。
自分としては、収集にも関心が深い伝統郵趣の解説が最も興味深いのですが、中でも使用済と切手帳でカタログコレクション+αの収集をしている「フィンランドM30シリーズ1930-52」と題する連載を興味深く読まさせてもらっています。
M30シリーズはバラエティが豊富で、特に印面変種が多く、使用済単片でも1枚1枚確認する必要がある切手です。
そこでいつも困るのが、定常変種と偶発変種。
恐らく専門収集家でさえ認定に苦労することが多々あるのだと思いますが、入手し得た使用済切手の分類を、喜々として楽しんでいる僕のようなレベルだと、「さて、どうしたものか?」と、迷う切手がたくさん出てきます。
1例を上げれば、下の画像のようなもの。
国名が潰れているのですが、どうするべきか?
印刷時期にもよるのですが、ライオン紋章図案の切手は白抜きの
部分がつぶれているものが多く、特に線の細い箇所はつぶれのない
ほうが少ないくらいです。画像のレベルでしたら、正常な切手の
範疇とみて問題ないと思います。
白抜きの箇所にぽつんと点がある、あるいはベタ刷りの箇所に
白い抜けがあるものは定常変種である可能性が高いようです。
A.M. 様
あー、やっぱりそうですよね。
モヤモヤしていたのですが、スッキリしました。
ありがとうございます。