明治時代に記念切手は5回発行されていますが、一番地味な存在なのが「日韓通信合同」ではないでしょうか。
実際に収集を進める上でも、他の記念切手よりも苦労すると思います。
下の画像は、リーフの製造年を見ると1990年ですから、30年ほど前に作ったままだということがわかります。
ということは、その後に進歩がなくて、この切手に関しては既に「上がり」の状態みたいなもの。
単片は、
左上:小石川局の丸二形、右上:神戸三宮局の櫛形
左中:三宮局の欧文年号二字、右中:中国天津局の欧文年号二字(印色紫)
左下:韓国仁川局の丸一形、右下:台湾宜蘭局の丸一形
そしてカバーは、韓国京城の丸一形印の使用例です。
目打は、コンパウンドはありませんが、12と12.5の基本目打がそれぞれ入っています。
こうやって並べちゃうと簡単そうに見えるのですが、実際に収集を進めていくと意外と歯応えがあって、ここまで集めるのに、けっこう小まめにオークションをチェックして拾っていった記憶があります。
今とは違って、当時は切手収集もバブリーな高値安定の時代でしたから、自分なりの価値基準で入札をしていると、なかなか順番が回ってこなかったですね。
でも、今から思えばそれが良かったのだと思います。
そう言えば未使用が見当たりませんね。
どこへ行っちゃったかな??
探し出して、リーフを作り直しましょうかねぇ・・・。