香港が目も当てられない状況になってしまい、僕の中では中国本土と同じく「死んでも行かない場所の仲間入り」って感じです。
偶然とは言え、昨日は北朝鮮切手で、今日は中国切手なのですが、まぁ、似た者同士ってところでしょうか。
下の画像は、1997年7月1日に発行された「香港祖国復帰記念」切手で2種の単片と1種の小型シート。
単片切手の方は「中英共同声明」と、今回の件で骨抜きにされた「香港基本法」を図案としているので、それなりに記念切手らしい図案ではありますが、小型シートの方はねぇ・・・。
この小型シート、えげつないことに通常タイプの他に下の画像の金箔バージョンがあって、こちらは商魂たくましく、初日カバーとホルダー入りの限定品のみでの販売。
そして1年後の1998年6月19日には、更に同じものを使い回して「香港回帰集郵展」の発行です。
しかも、手っ取り早く、手間暇をかけたくないので加刷で対応。
下端部に中国人が大好きな金色の加刷です。
見難いと思いますので、拡大画像も入れておきました。
おっしゃる通り、私ももう香港には足を踏み入れないと思います。
金色の加刷は、この頃盛んに作っていて、どこまでが公式のものなのかという論争があった記憶がありますが、まあ、あまり熱心に集めたくない切手ですね。