もう1枚のダブルベル

前回「ダブルベル」を紹介しましたが、同じ特徴を持つ切手が他にもあります。
下の画像の左の切手は前回と同じ切手ですが、右の切手は「ダブルベル」の特徴を持つ別の切手。

この切手についても、松原敦氏による『呉ポスト』の連載「秀山堂の塔30戔について」の中で、N版ポジション7の特徴として紹介されています。
そういう意味では、松原氏の仕事は優れていたとは思いますが、残念ながら図が示されていなかったことから、当時、どれだけの人が理解したのか疑問が残ります。

この、もう1枚のダブルベル切手(画像の右)について、図版入りで初めて示したのは『切手研究』259号(1972年4月)に掲載された、牧野正久氏による連載「秀山堂切手について」(2)であり、本切手がN1版ポジション7、N2版ポジション34、N3版ポジション23の3ポジションに存在することを報告しています。

「ダブルベル」は、秀山堂の版欠点として「ホワイトアロー」や「ブロークン参」と共に著名ですが、1枚集めて終わりではなく、それぞれのポジションで収集すると厚みが増します。

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