第1次昭和10円

第1次昭和切手の10円「梅花模様」。
1リーフに2点だけ貼って、お終いのつまらないリーフです。
手持ちの10円は、あと昭和切手のトップページに貼ってある未使用単片が1枚と、版式別のリーフに貼ってある田型使用済が1枚で、全て出尽くしています。

第1コーナーの未使用田型は、三十数年前にカメリアが店仕舞いする時に、超格安で買ったもの。
そんなことがなければ、一生単片のみで終わっていたと思います。

そもそも、この切手が発行された昭和14年の10円って、どれだけ高額だったのでしょう。
戦前の給与水準は、職種によってのバラつきが大きかったので、単純に比較はできませんが、無理くり数字を出すと、昭和14年の小学校教員の初任給が50円前後ですから、今だったら4万円程度の感覚になりましょうか。

官封が1シート入りという事からも、超高額切手であったことがわかります。
100枚構成なので、1シート1000円ですから小学校教員給料の20ヶ月分に相当。
やっぱり大変なシートです。

もちろん、そんな高額切手は郵便には縁遠いので局内使用が普通。
下の6枚ブロックは、東京中央局のそれです。
東京中央局の使用例は多く目にするので、本来は他局の方が良いのですが、僕程度のコレクションレベルには東京中央が似合っているかも知れません。

この切手は、追放切手に指定されなかったので、そうした意味で戦後の郵便使用例もあるわけですが、どのくらい残されているのかが、興味深いところではありますね。

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