マーチン図入りアルバムから

画像は、マーチンの図入りアルバムからの1リーフで、以前にこのリーフの前ページを紹介したことがあります。
この図入りリーフは、複雑なマーチンシリーズの最も基本的な分類がされており、使用済で遊ぶには一番良いリーフだと思います。
大分類で作製されているので、燐線のバラエティは考慮されていませんが、それでも地方切手まで含めて全部で30リーフにもなります。
僕のマーチンアルバムの一番最初に、マーチン切手顔見せ大集合的な感じで綴じています。

マーチンの使用済なんて、簡単すぎてすぐにでも集るというのが、多くの人が感じることだと思います。
正直、僕もそのように思うのですが・・・。
ところが、上から2段目の左から3枚目の10ペンス切手が未収です。

この未収切手は、『ギボンズカタログ』でタイプ2とされているもので、数字「0」の形が異なるもの。
手元には、大昔に水剥した残骸の10ペンス切手数百枚が仮貼り帳に貼られたまま残っているのですが、その中にも含まれていません。
なにしろ、駄物中の駄物で一枚づつに値付けなんて手間賃の方が高くなってしまうようなマーチン使用済の中で、この切手だけは数十ポンドもする別格。
『ギボンズカタログ』のマーチンメインナンバーの中では、たぶん一番高いはず。

でも、こうした切手は、お金を出して買いたくはないですね。
こっそりと見つけて、一人ニタッとしながら手に入れるべきもの。
僕は、そう思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *