フランスの通常切手シリーズは、種類が多いのが特徴の一つだと思います。
試しに、セレス、ナポレオン、サージュ、ブラン、ムーション、メルソン、種まき・・・と順番に書き出してみてください。
きっと、その多さに驚かれると思います。
その普通切手シリーズの中でも地味な存在なのが、下のリーフの「平和の女神シリーズ」。
画像の図入りリーフは『スコット』ベースなので21種ですが、これが『イベール』ベースになると30種に増えます。
これはメインナンバーとサブナンバー等の扱い方によって、変わってきます。
ご覧のとおり、このリーフでは80サンチームと1フラン40サンチームの2枚が穴のままで、これは長いこと放置状態。
ちょっと好ましくありませんねぇ。
両者ともに特に高いわけではなく、1フラン40サンチーム切手だって使用済なら数百円程度のもの。
近年、こうした切手を扱う切手商が国内では壊滅状態なので、数十円から数百円程度の穴埋めに苦労します。
海外から買うと、切手より送料の方が高かったりしますからねぇ。