『東京切手教室』

以前にも、ちょっと話題にした明治スタンプ会の『東京切手教室』。
その誌面がこれです。
昭和56年10月15日発行号で、毎号4ページの月刊誌。

1〜3ページは、明治スタンプ会が取次ぐ各国の新切手情報で、あとはミニオークションが掲載されています。
一例を上げると、手彫改色茶1銭「ワ」が最低値6000円ですから、今の方が断然に安いですね。
4ページ目は画像右のものですが、カタログの販売や、在庫整理のバーゲン品、アメリカ切手の切手帳やコイル切手のラインペアの販売価格、現行切手10キロボックスの案内など、当時の自分としては4ページ目が役に立っていたと思います。
『スコット』カタログ1982年版の4巻取次ぎ価格が14500円で、米国専門版は3800円となっています。

田園調布4丁目という超高級住宅街にあった通販専門のお店で、やたらと返信が早かったと記憶しています。

『東京切手教室』」への4件のフィードバック

  1. なつかしい!
    平成の始め、一時会員になっていたことがありました。
    歯医者と併設みたいなところだった記憶が。
    これのバックナンバーも販売していて、70年代初頭のものを買った記憶があります。
    みんな実家においてきてしまいました、いまどうなってることやら。
    この明治スタンプ会、今はもう無いようですが、いつ頃まで営業していたのでしょうか。

  2. いつも楽しく拝見しております。東京切手教室、懐かしいですね。自分は1976年頃から10年程会員になっていた記憶があります。350号くらい?までの編集者のA氏は後のサンセットスタンプ店主だったかと思います。紙面では切手収集は型にはまらず楽しく個人個人で自由にと言うポリシーをよく主張されていて、これは今でも自分の収集ポリシーのベースになっているような気がします。切手展出品至上主義、万能主義的な風潮にはやんわり否定をされていたと思います。当然この会報には何というか独特な「明るい緩さ」がありますが、今の郵趣界にはこのような空気がやや欠けているような気もしています。この会報に出会わなければ自分は今、自称ゼネラル収集を楽しんでいなかったかも知れません。

    今でも懐かしくて時々寝しな読んだりしています。手元には150号前後から300号程度(コンプではない)までしか揃っていませんが、古い号も機会があればぜひ入手して読みたいと思っています。

    1. ネコヤマ さん
      ご覧くださいまして、ありがとうございます。
      こういう新聞形式の刊行物は、捨てられてしまうことが多いので、残されている数は少ないですね。
      まとまった冊数をお持ちでしたら、郵趣史として貴重な資料となりますので、散逸しないように大切に保管されてください。

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