いつも、いろいろと教えていただく水谷氏から『書留番号表示1963ー』を、ご恵贈いただきました。
ありがとうございます。
副題にもあるように「東京ワンフレーム・チャンピオンシップ2024」への出品作品をカラー印刷したもので、リーフそのものを見ているような錯覚を覚える、美しい仕上がりのご著書。
書留番号表・・・。
言われてみれば、確かに郵趣マテリアルですが、あまりどころか全く気に留めていないと言うのが、多くの方の実情ではないでしょうか。
タイトルリーフにある年表を見ると確かに郵便史なのですが、そこに記されているのは、自分の全く知らない世界です。
やっぱり、自分の収集範囲外の方と知り合いになると、ホント刺激を受けます。
一番馴染があるのがナンバリング式のスタンプのもので、現金書留でお馴染。
皆さんも、よく知っていると思います。
次いで、一般書留に使われていた紙片式の引受番号票も、まぁまぁ知っています。
で、全く知らなかったのが「銀ラベル」と呼ばれるアルミ箔が付けられたラベル。
1975年6月23日から一部の局で試用されたそうなのですが、その時代はリアルタイムなはずなのに、初めて見るような驚き!
もしかしたら、どこかで見ているのかも知れませんが・・・。
こんなところが、切手や消印にしか目が行かない狭い視野の悲しいところと言えます。
こうした書留票を文献で見ても「あっ、そうなんですか・・・」で終わってしまうのですが、こうしてリーフに整理された状態で拝見すると、途端に興味が出てくるのですから不思議なものです。
リーフに整理するって、やっぱり大切ですね。