日光小型シートは不良在庫

ちょいと用があって『京都寸葉』の戦中発行分を見ていたら、面白い記事を見つけたので読んでみてください。
掲載は、昭和19年11月1日発行の115号。

ここで言うところの「日光組合切手」というのは、第1次国立公園の日光小型シート。
この切手の発行は昭和13年12月25日ですから、「そろそろ、日本はヤバいぞ」モードの昭和19年になっても、まだ売れ残りが窓口に出ていたのですね。

昭和19年の秋といえば、6銭「産業戦士」とか17銭「靖国神社」が発行されていますから、そんな切手と窓口で同居していたことを想像すると、なんともミスマッチな光景に思えます。

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