先日、菊8銭のリーフを紹介しましたが、改めて菊の仮貼帳を見たところ、ヒッソリとこんな切手が貼られていたのを発見。
「CIC」の穿孔切手です。
「CIC」を使用したのはイリス商会で、小判から田沢切手に見られるもので、穿孔切手の中では普通に見られるタイプだと思います。
この会社はドイツ系商社として、今でも存在する老舗ですね。
仮貼帳の貼ってあるところの前後関係から推定すると、この切手は二十数年前に訪れたニュルンベルグの切手商で見つけ購入した、ドイツ人が作った菊切手のコレクションに入っていたものだと思います。
早速、仮貼から外して、リーフの方へ貼替えました。