庭の垣根の「さざんか」が、ぽちぽち咲きはじめました。
まだ早いので、あっちに一輪、こっちに一輪程度ですが、あと半月もすればワッと咲くことでしょう。
今朝見たら、蕾がたくさん付いていました。
「さざんか」と言えば、真っ先に浮かぶのが童謡の「たきび」ですね。
その歌詞の2番が
「さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
しもやけ おててが もうかゆい」
なので、この歌詞から連想する僕の中の「さざんか」は、寒さの強い1月、2月。
なんてったって、「しもやけ痒い」ですから。
ところが、花期は秋の終わりから初冬にかけての10〜12月なので、なんかシックリと来ないのです。
この歌が作られた昭和16年当時の武蔵野台地は、十分寒かったのかも知れませんが・・・。
ところで切手で「さざんか」と言えば、日本人なら下の画像の左「花シリーズ」でしょう。
12ヶ月の季節の花がシリーズのテーマなのですが、「さざんか」は12月の花でした。
右の切手は「ふるさと切手・東京の四季の花木」5種連刷からの1枚。
「さざんか」の背景に、舞い降りる雪が描かれているところが情緒的で良い味を出していますね。
葉にも、少しだけ雪が積もって・・・。
好きな切手です。