画像は、たまたまコレクションに入っていた数少ない未使用の1枚ですが、藁紙の目打10ですから一般的なもの。
特に意識していたわけではないのですが、気がつけば「袖長の帝」と言われる原版変種でした。
この特徴を持つ切手は初期印刷の一部に見られるそうで、田型原版のAの位置。
そして運が良いことに、右下(赤矢印)にはトンボも見られ、この切手のポジション的特徴を明瞭に確認できます。
単品で入手したものなら記憶に残るはずですが、それがないのでロット物の中から出てきたものでしょう。
知らない間に、良いマテリアルを入手していたものです。