トルコ・1923年通常切手シリーズ

第一次世界大戦前後は、各国で面白い通常切手シリーズが発行されていますが、トルコが1923年に発行したシリーズもなかなか興味深いもの。

メインナンバーで数えると、『スコット』では19種で『ギボンズ』では20種。
どこが違うのかと言うと5piastre(上から3段目の左端)のタイプ違いを、サブナンバーとするかメインナンバーとするかの違いで、使っている図入りアルバムは『スコット』準拠なので19種になっています。
ちなみに『ミンクス』では19種、『イベール』19種、『ミッヘル』では20種でした。

画像のリーフには貼る場所が無いので、5piastre のタイプ2を一番下の左端に飛び出して貼ってあります。

このシリーズ、最初に書いたように最も単純な集め方だと19種(もしくは20種)で上がりなのですが、実際は用紙を変えながら、あるいは目打を変えながら数年間発行されています。
それらを拾って行くと大分類のみで37種にもなり、更にコンパウンド目打や刷色にまで手を伸ばすと50種以上にもなります。

単片で揃えるにも、どこまで集めるか判断がわかれる切手です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *