昨日、到着した小坂彰宏氏による『神戸郵便局三宮分室(外国郵便課)の考察1902-1927』は、A4判オールカラーで86ページ。
だいぶ以前に、どこかの郵趣誌(失念して思い出せないのですが・・・)に “KOBE 2” 印と三宮分局との関係が掲載されており「フムフム、なるほどそうなのか」と思って、なんとなく分かったような気にさせられていたのですが、本書では、その両者の関係がマテリアルや公文書などによって示され、具体的に目で見て確認できるところが、僕としては大変に有り難い。
しかも、主題の周辺などの事例にも言及されているので、理解を深めるのに役立ちます。
昨日届いたばかりなので、もちろんまだ熟読はしていないのですが、パラパラ見た程度でも知らないことが幾つもありました。
これから読み進めるのが楽しみな一書です。
それで下の画像は、僕が初めて(だと思う)入手した “KOBE 2” の欧文印。
局名が半分見えませんが、肝心な部分は見えているので間違いないし、台切手が震災切手5厘という点でも気に入っている1枚です。
入手してから、もうかれこれ30年以上は経つと思います。