切手趣味週間

今日は、切手趣味週間切手の発行日。
とは言うものの、もはや惰性でやっているだけにしか思えないのですけどねぇ・・・。
切手発行以外に、なにかやっているのかな??

昔は全日本切手展が、切手趣味週間の最大行事だったと思います。

もともとは、切手趣味週間自体が11月だったので、切手の発行も11月。
下の小型シートは、その第1回目の発行で、昭和22年11月であることが小型シートの下部に示されています。

この11月発行はしばらく続き、今のように4月発行になったのは昭和33年からで、下の「雨中湯帰り」がその第1号。
ただし、翌34年のみ5月です。

切手発行の方は、11月→4月→5月→4月でしたが、切手趣味週間最大の行事であった全日本切手展は、昭和32年の11月と昭和34年の5月を除けば、昭和26年の第1回から逓信記念日を意識して4月開催が定着していました。

ですから、昭和33年の4月以後は切手趣味週間と言えば、切手の発行+切手展だったわけで、イメージ的には「趣味としての切手収集の普及」というのが、実像としてハッキリ見えていたわけです。

ところが全日本切手展がそこから脱落した現在、最初に書いたように切手の発行のみになってしまいました。
切手を発行しただけで、切手趣味週間と言われてもねぇ・・・。
なんかパッとしませんね。
特に切手収集家以外には、なにも伝わらないと思います。

「切手展をやれ」と言うつもりは1ミリもありませんが、切手収集に関連した行事をなにか全国展開してくれると、切手発行の意義も大きくなると思うのですが・・・。

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