第1次ローマ字入り・110円

画像は、第1次ローマ字入りから110円桂離宮。
地味な切手ですが、凹版印刷で子供の頃から割と好きな切手でした。

カバーは、AKASAKA 1969年3月3日の三日月型欧文印で、第3地帯宛基本料金の1枚貼り。
この時期の第3地帯は、中近東、ヨーロッパ、ソ連のアジア地域、南アメリカ、アフリカ宛と、実に幅広いエリアをカバーしていたのですが、当然ながら、その中には郵便量のバラつきがあります。
そうなると収集に加えるのは、当然、より少ない宛地の方がよいわけで、画像のエジプト宛は自分としては合格品。
裏面にカイロ空港3月6日と、カイロ市内局3月10日の到着印が押されています。

面白いのは東京→カイロ空港間が3日なのに、カイロ空港→カイロ市内間が4日もかかっている点ですね。
エジプトの事なので、まぁ、なんとなく気分的に納得は出来ますが・・・。

あと、贅沢を言わせてもらうと、櫛形印の使用例が欲しいのです。

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