ネパール初期切手の中から、1/2アンナ。
いわゆる電信印刷というやつです。
なぜか昔から電信印刷と呼ばれていますが、正確には電話なんですがね。
まぁ、最初に誰かが間違えて電信としてしまい、それが定着してしまったのでしょう。
下のリーフは、セッティング13・14のポジション1と2に見られるクラッチの破損を時系列で追いかけたリーフ。
5枚並べて、小さな破損から大きな破損へと変化する様子を示してあります。
その中から初期と後期を抜き出したのが、下の画像です。
見てもらいたい部分は、リーフに挿入した矢印で示した図を見てもらえればわかりやすいと思います。
これが初期で、破損はまだ小さいですね。
それが後期になると、こんなに破損が進行してしまいます。
Setting13・14は、ポジション1がクラッチが逆位に入れられてしまったので、1と2のペアはテートペッシュの形になるので、シートから切断されたこのペアは市場で時々見かけます。
ですが、この位置に破損が起きて、それが時間と共に変化して行くことを把握している人はごく少ないようです。