1981年の日本郵趣界最大の行事は、秋の「東京国際切手展」でしたが、同じ年の春には「中華人民共和国切手展」が神戸、名古屋、東京で開催されました。
スタートの神戸は、4月29日から5月5日のゴールデンウィーク期間中に、地方博「ポートピア81」に合わせて、スタンプショウとの抱き合わせで開催。
ということで、この年のスタンプショウは、残念ながら東京では開催されませんでした。
この切手展にあわせて中国が発行したのが下の2種で、シート切手と切手帳形式で発行。
特に切手帳の方は、当時の中国では1980年から発行を始めたもので、話題中の話題の発行スタイル。
それまでに発行された切手帳はどれも発行数が少なく、この切手帳も当時は完売が確実視され、すぐに入手難になると予想されていたと記憶しています。
まぁ、結果としては従来の倍の数量の発行にはなり、それまでの切手帳と比べると安値安定ではあります。