ちょいと用があったので『郵趣』の旧号を見ていたら、こんな記事を見つけました。村田守保氏による「5円おしどり切手の版別」。1963年ですから昭和38年の3月号。 村田氏と言えば誰もがすぐに思い浮かべるのが、日本切手のゼネラ…
年: 2021年
『田中寛さんの愛した 赤二の丸一型日付印』
画像の書籍が本日到着。 田中寛氏と言えば、誰もが知る丸一印の大御所。その大御所の整理用リーフが、国別に並んだ状態でズラリと見ることができます。 まぁ、とにかくスゴイですね。新小判の赤2銭のみで構成されているのですから、そ…
ハンガリーの消印タイプFサブタイプx2sv1
ハンガリーの消印タイプは、種類が豊富かつ複雑な大系を持っていますが、このタイプFは最も大きなグループを形成しています。 単円内に局名、日付を持つところは先に紹介したタイプEと同じですが、それに年号が加わった型式。1867…
桜和紙カナ無し2銭黄の5枚貼り
四代目のブログでお見せしたことがある、下のカバー。書留の3倍重量便で10銭です。このカバー、封筒も切手も状態がイマイチ(イマニかも)なのですが、自慢できる点が2つ。 1つは、縦5枚貼りというところで、手彫切手はご存知の通…
桜和紙カナ無し2銭黄
画像の桜和紙カナ無し2銭切手、僕が初めて入手した手彫切手数枚の中の1枚。まだ、『フィラテリスト』時代のJPSオークションです。下耳付きで、センターもまずまず。そして明治6年9月の消印が気に入って札を入れたと思います。 和…
ネパール・初期葉書
画像は、ネパールが初めて発行した葉書。発行は、一応1887年10月ということになっています。と、とてもあいまいなのですが、公式記録が一切残っていないのでよくわからないのです。ただ、イギリスの著名郵趣誌 “Philatel…
戦前の風景印・横浜
昭和9年7月7日から使用が開始された横浜局の風景印。描かれているのは、横浜桟橋(今の大桟橋ではありません)に停泊している客船と、右端には小さく横浜東水堤灯台(通称白灯台)が描かれています。 この頃の横浜港は現在とはだいぶ…
スウェーデン・グスタフ6世船内郵便
一昨日は、同じグスタフ6世でもパクボー扱いの使用例を紹介しましたが、今日は船内郵便です。グスタフ6世の船内郵便は、これまでにニューヨーク線やロンドン線などを紹介したことがあるので、ご記憶の方がいらっしゃるかも知れません。…
いくらなんでも、これはないでしょ
僕の小学校時代の友人のネタです。 彼は、某大手通販業者からメダカをネットで注文。そして数日後、まさかのレターパックでメダカ100匹ご到着。その時の1つが下の画像です。 見た感じ、けっこうパンパンに膨らんだ状態ですね。 開…
スウェーデン・グスタフ6世のパクボー扱い
画像は、グスタフ6世シリーズの中からタイプ1の20オーレ。 一見、どこにでもある駄物に見えるのですが、よく見ると抹消印が変。一般的に押される日付印ではありません。画像では見難いかも知れませんが “Fra Sv…