第2次昭和・靖国神社17銭(2)

昨日は未使用だったので、今日は使用例を。

先ずは1枚貼り。
昭和18年2月21日の発行当時は書状基本料金が5銭で、書留料は12銭。
速達も普通地域なら12銭でしたから、書留または速達だったら17銭の1枚貼りということになります。
17銭なんて切手は中途半端なので、こうした1枚貼りにじゃんじゃん使われて、たくさんの使用例が残されています。

下の使用例は書留1枚貼り。
昭和19年2月21日の、札幌南八條西九局の消印。
C欄に北海道で、D欄には札幌が入った鮮明印が気に入っています。

上の書留使用例は昭和19年2月21日でしたが、その直後の4月1日に料金改正があり、書状基本料金は7銭に、書留と普通地域宛の速達料金も、それぞれ20銭に値上げされました。
下の使用例は、その値上げ後のもの。

福井勝山局、昭和20年3月13日。
27銭分の料金を10銭+17銭切手で納付しています。
本来なら27銭切手が貼ってあれば・・・。と思うのですが、まぁ、それは無理な話というもの。

手元にある、他の17銭の使用例も同じようなものなので、この2通で異なる性格を現すことができているので、カタログコレクションとしては、この2通で十分だと思っています。

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