昭和9年7月7日から使用が開始された横浜局の風景印。描かれているのは、横浜桟橋(今の大桟橋ではありません)に停泊している客船と、右端には小さく横浜東水堤灯台(通称白灯台)が描かれています。 この頃の横浜港は現在とはだいぶ…
月: 2021年5月
スウェーデン・グスタフ6世船内郵便
一昨日は、同じグスタフ6世でもパクボー扱いの使用例を紹介しましたが、今日は船内郵便です。グスタフ6世の船内郵便は、これまでにニューヨーク線やロンドン線などを紹介したことがあるので、ご記憶の方がいらっしゃるかも知れません。…
いくらなんでも、これはないでしょ
僕の小学校時代の友人のネタです。 彼は、某大手通販業者からメダカをネットで注文。そして数日後、まさかのレターパックでメダカ100匹ご到着。その時の1つが下の画像です。 見た感じ、けっこうパンパンに膨らんだ状態ですね。 開…
スウェーデン・グスタフ6世のパクボー扱い
画像は、グスタフ6世シリーズの中からタイプ1の20オーレ。 一見、どこにでもある駄物に見えるのですが、よく見ると抹消印が変。一般的に押される日付印ではありません。画像では見難いかも知れませんが “Fra Sv…
縦書丸一印、こんな時から・・・
ちょっと気になった記事があったので、昨日に続いて縦書丸一印。画像は田口徹氏による「たてがき丸一型消印」で、昭和36年8月発行の『郵話』50号に掲載のもの。 田口氏と言えば、郵便史、特に消印の調査・研究をされていた先学。そ…
縦書丸一印の一使用例
先月、田中寛氏がお亡くなりになりました。田中寛氏と言えば丸一形日付印。そして、すぐに頭に浮かぶのは1975年にむさしスタンプから刊行された『たて書丸一印考』と、1986年に郵趣出版から刊行された『丸一印の分類と楽しみ方』…
エドワード8世シリーズ
イギリスの通常切手で、最も短命だったエドワード8世シリーズ。それもそのはずで在位期間1936年1月20日〜同年12月11日で、僅か325日間だけだったのですから仕方がありません。ですから、発行された切手も 1/2d、1d…
第2次昭和・靖国神社17銭(2)
昨日は未使用だったので、今日は使用例を。 先ずは1枚貼り。昭和18年2月21日の発行当時は書状基本料金が5銭で、書留料は12銭。速達も普通地域なら12銭でしたから、書留または速達だったら17銭の1枚貼りということになりま…
第2次昭和・靖国神社17銭
昭和切手の中で集めるのが難しく、玄人好みなのが第2次昭和切手。画像は、靖国神社17銭から未使用のリーフ。 ほとんど変化がない切手なので、バイブル『昭和切手研究』でも11行の解説と表が1つという実にアッサリとしたもの。 上…
『図説 川の上の近代』
今日のご紹介は、郵趣文献ではありません。郵趣家は、郵趣文献だけを読んでいればよいのではなく、非郵趣文献にも参考書は山ほどあります。そんな1冊がこれ。 関東では、霞ヶ浦、利根川、東京湾。関西に行けば、琵琶湖や淀川。そして中…