カメルーン・縦断鉄道開通記念

画像は、カメルーンが1974年6月10日に発行した、カメルーン縦断鉄道開通記念切手。
この切手、今から45〜46年前の小学生の時に、ジャンボ藤沢に出店していた日吉スタンプで購入したもの。

当然のことながら、これまでに何回かリーフを作り替えているのですが、小学生の時に最初に作ったリーフがヒンジ貼りだったので、未使用ですが今でもヒンジで貼っています。

この4種セットの中で一番気に入っているのが、右上の額面40Fの切手。
レールを敷設する作業光景を描いた切手は、数は少なくてもさほど珍しい図案ではありませんが、この40Fの切手はレールを溶接してロングレール化している作業を描いています。切手を見ると溶接の煙がもくもくと出ていますね。
線路の敷設作業では珍しい図案です。

ところで、この切手の発売日は最初に書いたように1974年6月10日。
すなわち、この日が縦断鉄道開通日のはずだったのです。

ところがどっこい、開通日には工事が間に合いませんでした。
で、いつまで延びたかというと、半年遅れの12月。
まぁ、普通なら開通日が延びたのだから、それを記念する切手の発行日も延期するはずですよね。
例えば、日本の成田空港開港記念切手は、開港延期とともに発行も延期されています。

カメルーンでは、鉄道はまだだけど切手は発行しちゃいました。
でも、それで凄いのは、12月の発行日にも6月に発行してしまった切手の中から5Fに加刷を施して、仕切り直しの開通記念切手を発行しているところ。
つまり、開通記念切手が6月と12月の2回出ているわけ。
恐るべしカメルーン。

カメルーン・縦断鉄道開通記念」への4件のフィードバック

  1. 日吉スタンプですか、店に行ったことはありませんが
    近くにいた収友の世話で、日吉スタンプオリジナルのストックブックを1冊購入しました。
    今でもこのストックブックを使っています。

  2. レールの溶接の切手、この溶接は電気・アーク溶接でしょうか?
    電力のない鉄道路線であれば、ガス溶接でしょうか?
    もしわかれば、面白いネタになります。

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