画像は、オランダの1924年シリーズ。
以前にウイルヘルミナ女王シリーズを、ちょっとだけ紹介したことがありましたが、この時期のオランダの通常切手は二つの図案から構成されています。
横長の低額面は「かもめ」図案で平板印刷。
そして、縦長のウイルヘルミナ女王図案は中額面のグラビア印刷と、ここにはありませんが高額面の凹版印刷です。
このシリーズは最初に発行されたのが1924年で、この時は目打は12 1/2で、透しはありませんでしたが、その後に発行されたのは透し入りで、目打も色々とあるので、全体としては大きなシリーズになります。
使用済みだと一部を除けば極めて安価な切手なので、20世紀のオランダ切手では最も人気の高いシリーズなのですが、日本ではどの程度の人が収集されているのでしょうか?
切手展では、見た記憶がないのですが・・・。