カバーに貼付された切手は藁紙の目打10ですから、赤2銭の藁紙としては最も一般的な組み合わせ。押されているのは四日市局のボタ印で、明治18年6月19日ロ便。そして、裏面には宛地である大阪の20日ニ便の到着印が押されています…
スウェーデン切手発行のルール
以前にも書きましたが、中学生の頃にスウェーデン切手の美しさに惹かれたものの、新切手でさえ日本で買うとなるとちょっとお高く、なかなか手が出せない国でした。1970年代後半で切手帳の完本を含まないイヤーセットが7000〜80…
『切手収集を始める人のために』
切手収集の入門書は色々とありますが、その中で古くから名著と言われていたのが、昭和38年に刊行された坂輔男氏の『切手収集を始める人のために』。多くの初歩者向けの郵趣書が出版され、「入門」とか「集め方」というネーミングが幅を…
スウェーデン・オスカー2世の鉄郵印
画像のリーフは、スウェーデンのオスカー2世通常切手シリーズからの2リーフ。この切手には凸版印刷と凹版印刷の2種類の版式があるのですが、今回紹介するのは最初に発行された凸版の方で、発行は1885年。 世の中には、消印集めを…
『外国切手の集め方』
多くの人が読んだと思います。1978年ですから、44年も前の出版です。 当時、『スタンプクラブ』や『郵趣』で「もうすぐ出ますよ」的な宣伝がなされてから、まだか、まだかと首を長ーくして待ち望んだ本です。 そして、読んだ感想…
第1次ローマ字入り・110円
画像は、第1次ローマ字入りから110円桂離宮。地味な切手ですが、凹版印刷で子供の頃から割と好きな切手でした。 カバーは、AKASAKA 1969年3月3日の三日月型欧文印で、第3地帯宛基本料金の1枚貼り。この時期の第3地…
4回目の接種でした
今日は、コロナワクチン4回目の接種に行ってきました。自宅から徒歩10分のモール内が、市の接種会場なので便利ですね。打ったのは、オミクロン対応のファイザー製。3回目の時にモデルナを打って、大変な目に遭ったので今回はファイザ…
人生に合わせた収集を
画像は、Japexの入手品。散々いろいろな人が見て、そして漁った箱の中から拾ったもの。僕の記憶では、その箱の中で何年も売れ残っていたと思います。 「郵便はがき発行100年」記念はがきで、発行後半年の使用例。幸い速達扱いだ…
Japex終了
Japexは、天候に恵まれた3日間で気持ちよく過ごすことが出来ました。僕の中で、雨のJapexという記憶は残っていないのですが、歴代、雨に降られたことってあったかな? 浅草の人出もかなりの戻りがあって、台湾方面の中国語も…
マーキュリー図入りの穴埋め
子供の頃に「リーフ作りの第一歩は図入りから」みたいな趣旨のことを、入門書でよく読みました。それは「図入りアルバムでリーフ作りの感覚を養いましょう」的な意味合いだったと思います。 僕は、大人になってから「最も初歩者向けに作…