本書の著者 James A. Mackay(以下、マッカイ) 氏については、郵趣界では世界的な著名人なので、多くの方がご存知だと思います。氏の著作は数多くありますが、僕が最も気に入っているのが本書。 内容は書名が示すよう…
腹抱えて笑った話し
例の風来坊のヤフオクをご覧になった方なら、意味不明満載感タップリの説明書きの中に「手彫切手用紙分類」という一覧が載っていることは、ご存知だと思います。この多種多様な用紙の一覧を見る限り、多くの方が彼のオリジナルだと思われ…
フランスの消印2例
下のリーフは、1867年発行のナポレオン10サンチーム(右)と1870年発行のセレス20サンチーム切手を貼り、スイスのバーゼル宛に送られたもので、切手も駄物でカバー全体としても駄物という、僕にはピッタリなもの。 切手を抹…
教えてあげる
前回の、例のヤフオクの出品者さんの商品説明に青一の「原版は24面」という記述があります。彼はなぜ「24面」と言うのか?実は、ここに彼はなにも勉強などしていないという秘密が隠されているのです。 彼は「古い資料を少し読まれた…
商売道具は「はったり」
今日終了した、下の画像のヤフオク。 もう、この画像を見れば、皆さんもよくおわかりだと思いますが、今日は切手とは別の切り口でネタにしましょう。 最初に思ったのが、この商品の質問欄が「面白いなぁ」と。 画像では小さくて見えな…
古いA. T. A トピカル・カタログ
画像は、以前に友人からいただいたATAの『トピカル・カタログ鉄道切手編』で、1960年版ですが新本のような状態が良い感じです。 ご存知のように、鉄道切手のばあい、真面目な切手の他に切手と名のつくラベルのようなものまで、巷…
桜和紙カナ無し10銭
画像は、桜切手和紙カナ無し10銭切手の松田印刷。さて、この切手の特徴はなんでしょ?手彫切手を収集されている方ならパッと見でわかると思いますが、そうでない方はいかがでしょうか。 答えは、目打で短期×MLL。ちなみにポジショ…
ネパール・1907年4 Pice
画像のリーフは、ネパールのセカンドシリーズである Sri Pashupati シリーズから1907年発行グループの4 Pice。下段の9枚ブロックは100枚シートの右下コーナーブロックですが、今となっては貴重品ですが、今…
北欧で震災切手
海外における日本切手の収集団体は、現在、過去を含めると幾つかがあります。その中で最も規模が大きいのが I.S.J.P で、これは皆さんもよくご存知だと思いますが、このほかにイギリスやドイツ、それにスカンジナビアの団体が古…
マーチン・プレデシマル
イギリスのマーチン・プレデシマルからの1リーフ。12進法ってやつですね。小学校の3年か4年の頃だったと思いますが、その12進法を知っていて学校で先生にビックリされたことがあります。もちろん、イギリス切手のおかげ。 この切…