ネパールのアルバムから、1アンナのリカットフレームの消印ページ。リカットフレームと言うのは、初期切手の中から1アンナを増刷する時に、印面一番外側のフレーム部分を再彫刻したもの。オリジナルと比べると、リカットされた部分がか…
カテゴリー: 外国郵便史
ハンガリー、ずっと見落とし・・・
画像のマテリアルは、もう10年程はリーフに貼りっ放しの状態でした。数日前のこと、「このマテリアルは印刷物なんだけど、どんな印刷物なんだろう・・・」と急に思い立ってリーフから外しました。そもそも購入した時に、そこまで見なか…
ネパール・ファーストシリーズの使用例
ネパール初期の切手について、いつも簡易的にファーストシリーズと書いていますが、ちゃんとしたネーミングがあります。” Sripech and Crossed Kukris ” Types というのが…
ネパール・インド経由の国内便
画像のリーフは、ネパールが1935年に発行した Sri Pashupati シリーズから4pice の2枚貼り使用例。一見したところ、右下にインド国内印が押されているので、時々見るインド宛の普通の使用例に見えます。入手先…
ハンガリー・プレスタンプ
フラップを展開したら上下の寸法が218ミリもあるので、あまり好ましくないリーフになってしまいました。タイトル、テキストともにちょっとイレギュラーな仕上がりです。 主題は消印。1749年に開局した Szigeth 局という…
ハンガリー・Handwriting Postname
ハンガリーのプレスタンプのリーフ。ハンコが無い使用例なので、ただでさえ地味なプレスタンプが更に地味に見えます。「切手が好き」という方には、つまらなく、退屈な使用例に見えるのではないでしょうか。 この使用例、実はハンガリー…
ハンガリーの消印用整理リーフ
ハンガリーの消印収集で、プレスタンプ時代の典型的な普段の整理用リーフがこれです。 下のリーフは、タイプCのサブタイプZ50のもの。上段の四角の枠内にタイプとサブタイプの解説を入れているのですが、サブタイプは複雑な文様なの…
ハンガリー・スタンプレスカバー
久しぶりのハンガリーのスタンプレスカバーです。 一番上に、タイプAの “Schemniz” の差立印。この局は現在のスロバキアに所在します。これだけでは使用年がわからないので、カバーを開いて内容を…
ハンガリーの消印タイプFサブタイプx2sv1
ハンガリーの消印タイプは、種類が豊富かつ複雑な大系を持っていますが、このタイプFは最も大きなグループを形成しています。 単円内に局名、日付を持つところは先に紹介したタイプEと同じですが、それに年号が加わった型式。1867…
スウェーデン・グスタフ6世船内郵便
一昨日は、同じグスタフ6世でもパクボー扱いの使用例を紹介しましたが、今日は船内郵便です。グスタフ6世の船内郵便は、これまでにニューヨーク線やロンドン線などを紹介したことがあるので、ご記憶の方がいらっしゃるかも知れません。…