画像は、ルクセンブルグが1959年に発行した同国の「鉄道100年記念切手」。 収歴の中において、人それぞれに思い入れのある切手が何枚かあると思いますが、僕にとってその1枚がこの切手。この切手の存在を初めて知ったのは、小学…
カテゴリー: 外国切手
ベルリン地区・自由の鐘
西ベルリンが発行した「自由の鐘」5種セットの中から高額面の3種。この切手、1951、52、53年と3年続けて発行されているのですが、上から順にそれに対応するように並べてあります。 年度ごとにどこが違うのかと言うと・・・。…
ポーランド・1919-20年
ポーランドを地図、特に地形図で見るとほぼ平原地帯(そもそも国名自体が「平らな土地」という意味)であることがわかりますが、この侵入しやすい地形が災いし、近世〜近代前半にかけては周辺諸国から侵略を受け続けた歴史があります。 …
ネパール・2 Anna Setting 22
画像は、ネパールの初期シリーズから2 anna のシート。赤枠で囲まれたポジションは、クラッチが逆さまに入れられたところで、ペア以上の塊だとテートベッシュとして区別することができます。また大きな塊になると、この逆位のポジ…
西ドイツ・慈善切手の使用済
最初に外国切手に興味を持ち始めた頃は、全く興味を持たなかった西ドイツ。理由は簡単で、地味だから。図案に宗教関係とか肖像画が多く、しかもデザイン的にデフォルメされたものが幅を利かせていたので、子供には難しく理解し難い切手が…
穴があって気持ち悪い
画像は米国のカタログコレクションから、1922年シリーズの「キャンザス」と「ネブラスカ」加刷。残念ながら、キャンザス加刷の5セントが1枚欠けています。なんででしょう??図入りリーフで、こういう状態が一番気持ち悪いですね。…
ソ連・モスクワ地下鉄
画像は、ソ連が1950年7月30日に発行した「モスクワ地下鉄第4期線開通記念」切手。ソ連の地下鉄と言えば駅が豪華なことで有名ですが、画像の切手からもその一端を見ることができます。 実は、この切手の発行名には幾つかの表現が…
ドイツ・鳩図案航空切手
戦前ドイツの図入りリーフから、1922年発行の航空切手。ドイツでは、これより前の1919年に葉書用と封書用2額面の航空切手を発行していますから、鳩図案は2回目の発行になります。 小形の低額面と大形の高額面、2種12額面も…
英領ピクトリアルシリーズ
我々切手収集家が、通常切手として「●●シリーズ」と呼ぶばあい、多くの場合で図案が同じか、複数の同図案切手の集合体であることが多いと思います。例えば、フランスの「種まき」やカナダの「アドミラル・イッシュー」、ノルウェーの「…
スウェーデン・安物の使用済もバカにできない
画像は、使用済で作るスウェーデンのコレクションからの1リーフ。お馴染、グスタフ6世から1951年発行の最初のシリーズで、タイプ1と呼ばれるグループです。このシリーズは、窓口切手帳に評価が高く入手が難しいものが少しはありま…