『四代目 郵趣手帖の収集日記』の2018年6月16日に「明治初期の郵便車」と題した記事を書き、「さよなら鉄道郵便」の切手図案がおかしいのではないかと指摘しました。 つまり、報道発表では「ユ3700形」としているのに、実際…
投稿者: 郵趣手帖
マラリアの切手
昨日の毎日新聞朝刊にマラリアの記事が大きく掲載されていました。エイズ、結核と並ぶ「3大感染症」なのだそうです。 日本で生活する限りにおいては、エイズと結核ならわかりますが、マラリアと言われてもピンと来ませんね。どこか遠い…
トルコ・1926年
トルコのカタログコレクションから、図入りアルバムの3リーフ。1926年発行の通常切手シリーズで、下の1リーフに収まっているのが基本セット。描かれているのは、上段が法律家ボズクルト、2段目はトルコで3番目に長いサカリヤ川の…
震災切手と震災郵趣展
昨日は、目白の切手の博物館へ。お目当ては表題の「震災切手と震災郵趣」展。 結論から言うと、面白かったです。絵画資料あり、絵葉書あり、コレクション展示あり、マニアックな研究成果の発表あり。関東大震災という、災害と切手が組み…
クールボアジェ社最初のグラビア切手
2001年、クールボアジェ社の廃業が “Linn’s” 誌に掲載された時(当時、まだこの情報は日本には伝わっていなかった)は、ビックリというか、読み間違えかと思ったほどの衝撃。 なにし…
希望峰の穴埋め
放置プレイのカタログコレクションから希望峰の1リーフです。希望峰の表記は、日本では喜望峰とすることが多いようですが、僕は希望峰としていますので誤記ではありません。一応、念のため。 希望峰といえば、お高い三角切手と相場が決…
『日本切手の製造』三島良績
切手の製造面については、三島氏による名著『切手集めの科学』があり、より専門的な技術書としては印刷局による『郵便切手製造の話』があります。前者は418ページ、後者は317ページの大冊。 対して、今回ご紹介する『日本切手の製…
不足便使用例から色違い
画像は、新小判2銭切手の極めて普通の不足料扱い便。 差出人が2匁までの基本重量だと思って出したら、それをオーバーした4匁までの重量便だったということ。差立局の阿波撫養局で重量オーバーに気付いたので、宛名の左に不足印を押し…
「国別コレクションのすすめ」大谷博
1992年の『郵趣』に連載された、大谷博氏の「国別コレクションのすすめ」。よく考えれば、なんと、もう30年も前の記事になるのですね。ホントびっくりです。 大谷博氏と言えば、このブログでも何度も取り上げた『切手集め大作戦』…
ハンガリーの消印タイプF
久しぶりにハンガリーの消印ネタ。 タイプFというのは単円丸形印で1867年から使用が開始され、約6000局で使用されています。それだけにサブタイプが多く、奥が深い消印が多いハンガリーの中でも、特に興味深いタイプ。 下のリ…