ネパール・航空書簡

画像はネパールのステーショナリーアルバムからの1リーフで、1960年9月13日発行の航空書簡。
これは、ネパールの航空書簡としては2回目の発行になります。

印面図案は、ヒンズー教の神鳥ガルーダを描いたもの。
日本人にはほとんど馴染が無い神様ですが、身近なところではインドネシアの航空会社であるガルーダ・インドネシア航空のガルーダもここから取ったものです。

印刷は、インドの印刷会社で銘版が上部フラップに小さく入れられています。
ちょうど印面の真上に小さく見えるのがそれで “INDIA SECURITY PRESS” と入っています。

額面の10Paisa 料金は、発行直前の1959年から1973年までの長期間にわたりインド宛でしたが、その間の1964から1968年の4年間は国内宛料金ともダブっていました。
つまり、この4年間は外国であるインド宛も国内料金と同じであったわけで、なんとも奇妙な感じがします。

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