画像は、以前に全日展に出品したイギリスのワイルディング・シリーズから33と34リーフ目で、額面6d。
イギリスの通常切手は、伝統的に左下コーナーの6枚ブロック(シリンダーブロックと呼びます)で収集されることが多く、これがちょっと困りもの。
なぜ6枚ブロックなのかというと、画像のブロックを見てもらえればわかるのですが、下から3段目の耳紙にシリンダー番号が入るからなのです。
ちょっと性格が違いますが、日本切手で言えば銘版付10枚ブロックで集める習慣みたいなものでしょうか。
もちろん「銘版付は単片に限る」という方が居るのと同じく、「シリンダー番号は単片に限る」という集め方をされている人も居ますが、それは少数派。
あくまで6枚ブロックが主流となります。
この6枚ブロックが、イギリス通常切手の整理を単調なものにしているとも言えますが、どうにもなりません。
以前にテスト的に、特定の額面に限って単片のシリンダー番号揃えに挑戦したことがあるのですが、カタログ値は安価なのに、なかなか手強い収集対象となりました。
ぶっちゃけシリンダーブロックで買って、切り離した方が手っ取り早そうに思えたのですが、いくら安価でも切り離す気にはなれませんでした。
全くの貧乏性なのかも知れません。
明日から仕事でしばらく忙しくなるので、更新が数日に一度位いになります。