リーフ画像は、ネパールのセカンド・シリーズから1941年発行のカトマンズ印刷の2 paisa 切手6枚ブロックで、無目打シートから切断されたもの。
未切断の無目打シート(1軍)も所有しているので、今のところこちらは2軍扱いでアルバムに収まっています。
この切手、4×9枚の36枚シートなのですが、マージナル・インスクリプションの位置関係からポジション21〜28であることが特定できます。
また、インスクリプションの内容から、このシートはシリーズの最末期というか、正式な印刷が終わった後の追加印刷のものとわかります。
で、追加印刷ってなに?
となるのですが、カトマンズの切手商の求めに応じて印刷されたもの。
つまり、1950年代初頭には本来郵便局で売られていた在庫が無く、切手商としては売りたくともモノが無い。
そこで、追加印刷をしてもらってゼニ儲けという算段です。
だから裏糊も無いというわけ。
そう言えば、これと似たようなことが日本の手彫切手にもありましたっけ。