10円しか・20円まつ切手帳

やっぱり2月は早いですね。
今日で、もうお終い。

で、僕の中で2月の切手と言えば、下の切手帳なのです。
第3次ローマ字入りの切手帳で、たまたま発売日が2月ですが、それは関係ありません。

小学何年生だったか忘れてしまいましたが、初めて逓信総合博物館に行った時に、帰りに寄った東京中央局で買ったのが、この切手帳だったのです。
それが2月の寒い曇りの日。
ということで、僕的にはこの切手帳が2月の切手なのです。
子供向けの収集本で切手帳のことは知っていたのですが、近所の郵便局では売ってなくて、子供心に「切手帳=特別なもの」という式が出来上っていました。
なにしろ小学生ですから、近所で売っていないものは特別なんです。
もちろん、東京中央局では普通窓口(切手普及課の郵趣窓口ではない)で買うわけですが、その普通窓口から切手帳が出てくるという、まさにオドロキの世界!
今でも、局員さんが渡してくれた時のことを鮮明に覚えていますね。
50年近くも前のことですが・・・。

ご存知のように、この切手帳には機械販売用の厚手の表紙で文字が黒色のものと、窓口販売用の薄手の表紙で文字が茶色の2種類があります。
リーフでは中段が機械用、下段が窓口用。

日本切手収集がメインの皆さんの多くは、この2種を揃えられていますが、僕のように外国切手メインだと2種類があることを知らない人が多くいらっしゃいます。
これは、「どこまで集めるか」という収集方針に比例しているのだと思います。

そう言えば、カタログコレクションに適した「ボストーク図入りアルバム」には、通常切手の切手帳を貼るスペースが用意されていませんね。
これは、ちょっと賛成できない点ではあります。

2月になるとこの切手帳を思いだしますし、この切手帳を見ると、寒い2月の曇り空の日に東京中央局で買ったことを思いだします。

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