一昨日は、同じグスタフ6世でもパクボー扱いの使用例を紹介しましたが、今日は船内郵便です。
グスタフ6世の船内郵便は、これまでにニューヨーク線やロンドン線などを紹介したことがあるので、ご記憶の方がいらっしゃるかも知れません。
船内郵便のばあいは、普段は下のリーフのような形で整理しています。
やはり運んだ船のことも気になるので、可能な限り船影を探してリーフに示しています。
今回のばあいは「マルメ」号。
コペンハーゲンとマルメを結ぶ航路に就航しており、下の画像を見てもわかるとおり消印内上部に航路名が示されています。
この時期の船内印には船のイラスト(デザインは就航船とは関係ない)が描かれているので、目立つし、様々な使用例を並べた時にアクセントになるので好ましいマテリアルだと思います。
1958年6月6日の使用例で、貼付されているのはタイプ2の20オーレ切手。
国内およびスカンジナビア諸国宛の葉書料金です。
戦後の船内印は日本物ではなかなか楽しめませんが、スウェーデンでは安価にけっこう楽しめます。