皆さんは、昨日発売の「切手趣味週間」切手を購入されましたでしょうか?
良い切手です。
もちろん、僕も近所の郵便局で午前中に買いました。
そして早速リーフに整理したのが、下の画像。
横長なのでリーフには90度回転させないと貼れませんが、ノートを書き込むと良い感じに収まりました。
今回は、10種のうち明治17年の『現業取扱図』から7種。
明治26年の『郵便現業絵巻』から3種の組合せです。
ともに、これまでに何回も展示されているので、実物をご覧になった方も多いと思います。
この2種の絵画資料には以前から注目していました。
なぜなら、当時の郵便局内の作業状況が手に取るように描かれているからで、写真資料が少ない時代を知るには第一級の史料となります。
鮮明な写真を入手し、それをルーペで拡大し観察するとなかなか面白いし、間接的には収集に役立ちます。
2番切手。
手前に赤い小さな袋がありますが、これは書留等の特殊扱い用の郵袋。
3番切手。
当時の郵袋は二重になっていて、外側は網袋になっています。
7番切手。
消印を拡大すると、ボタ印で抹消しているのがわかります。抹消が終わると、手紙は押印台の穴から下の籠へ落ちる仕掛け。
8番切手。
区分棚には、中野、中渋谷、南深川、並木・・・などの支局名がズラリと。区分棚前右端の人は宛名が読めないので手紙を戻している最中。「読めねぇよ。こんな字!」って表情です。
こんな感じで、一枚一枚の絵がとても楽しい。
収集家なら、1シートはコレクションに加えるべき切手です。