いろいろな国の外国切手をパケットで買って楽しんでいた1977年当時、参観したJAPEXで見た衝撃的な作品が「INDIA 1854」。
世の中に、こんな切手があるのか・・・。と思ったものです。
ビクトリア女王を描いた素朴な石版印刷の切手で、同じビクトリア女王でも凹版や凸版印刷の切手より、はるかに新鮮でインパクトが強く、衝撃的な切手として、中学生の頭にしっかりと焼き付きました。
この作品は『JAPEX 77作品集』に採録されています。
時はずっと過ぎて、大学生になって初めて入手したのが上の切手。
正確に言えば、未使用と若干の使用済をカルカッタの切手商で入手したもの。
インド1854年シリーズには、オレンジの1アンナや、2色刷りの4アンナ切手(これは高い)がありますが、適度に楽しむには1/2アンナが最も楽しめる切手。
そう言えば、フランスのセレスにナポレオン、日本の青一など、青い切手には面白い切手が多いですね。