画像は、以前から「なんだろうなぁ・・・」と思っていた切手。
拡大してあるので、ジッと見ればわかるはずですが、どうでしょう?
どうです?
わかりましたかね。
左上コーナー部分なんですが、縦長にちょっと白っぽく見えると思います。
念のため、その部分を拡大した画像が下のもので、左は普通の正常品で、右が上の切手の拡大です。
縦線の左の2列が問題です。
通常より彫りの横幅が広く見えますし、右側の拡大(すなわち上の切手)では、1列目と2列目の間に、途中まで余計な縦線が入っています。
上の切手でコーナー部分が白っぽく見えるのは、こういうことだったんですね。
で、ここまでは現象面としての確認なのですが、この切手の素性はなんなんでしょうか?
手元に有るカタログや資料では、ちょっとわからないのですが・・・。
推測ですが、紙に縦方向の小さなしわがあった状態で印刷されたためではないでしょうか。
ちょうどしわの上にインクがのったため、水剥がしでしわが伸びたときに線がふたつに
別れ、白線が入ったように見えるのだと思います。