大学生になってアルバイトで稼げるようになるまでは、僕の外国切手収集は使用済が基本でした。
しかも、安く楽しめれば尚いいわけですから、せっせと紙付きを買って、長期休暇になると半日部活で、残り半日が水剥しの整理です。
特にワイルディングは、よく買いましたね。
中学、高校生時代は大沢スタンプとJPSのショールームが入手先。
そんな時に見つけたバラエティーというか、よくわからないバラエティー予備軍がけっこうあります。
例えば下の切手。
マルティプル・クラウン透しの1s6p切手ですから、買っても1枚50円程度。
つまり値段なんて付かなくて、値段=手数料みたいなもの。
右下の赤丸の部分を見てもらうと、スクロールにヒゲが付いていますよね。
参考までに正常品を下に置いときますので、見比べてもらうとヒゲがわかると思います。
こうした変種予備軍が、手元のマルティプル・クラウン透しの1s6p切手では16種ほどあります。
多い額面だと、70〜80種になるでしょうか。
1980年頃ですから、おしどり5円とか、桜10円などの現行切手の変種ブームになる前の話しです。
「お金が無い」がきっかけですけど、意外と最先端を行っていたんだなぁ・・・。なんてね。