TGV

鉄道切手を集めているような、集めていないような中途半端な立ち位置です。
鉄道切手は、僕の郵趣活動のメインでは全くないのですが、仕事にも役立つし、講師を依頼された時のレジメなどに使ったりもします。
そのようなしだいなので、嫌いな高速鉄道の切手も一応は持っていたりするわけ。
画像は、フランスが1989年に発行したTGV大西洋線開通記念切手です。

僕が初めてTGVに乗ったのは1993年のことで、パリ南仏線と呼ばれるパリ・リヨン駅からマルセイユ駅まででした。
乗った感想は、あまり感心した記憶はなく、日本の新幹線の方が居住性は遥かに高かった印象があります。
たぶん、車内空間の広さは東海道新幹線の方が広いと思います。
それと、事前購入の指定券が無いと乗れないというシステムは、当時のヨーロッパでは珍しかったですね。

TGVで感心したのは、ラ・ポスタ(フランス郵政公社)がTGV専用車両で郵便輸送を行っていたことで、その車両が1984年にフランスから発行されています。

塗装が、旅客用とは異なり黄色で、切手には描かれていませんが運転席側面にはラ・ポスタのロゴマークが入れられていました。
切手では、2両目の “La Poste” の文字は、きちんと入っています。
車両カラーの黄色は、ラ・ポスタを現す色で、フランスに行けば郵便ポスト、郵便自動車も黄色です。

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