『最近の情報』218号を、ご恵贈いただきました。
ありがとうございます。

巻頭の「越中富山局の二重丸型日付印」は労作であり、極めて重要且つ貴重な報告例が掲載されています。
中身はナイショと言うことで、消印にご興味のある方はぜひご覧ください。
この巻頭記事に匹敵するほどに興味深かったのが、「半世紀前のニセ目打」。
タイトルを見れば、古くからの収集家であれば「はは〜ん、あの事件絡みか・・・」。
と、察しがつくと思います。
あの事件は、無関係の人を犯人扱いにしたり、裁判が起きたり、郵趣界から去った人も居るなど、今から見ても後味が悪い事件でした。
それに関係したマテリアルを、誰もが手に出来る現代の民生用機械を使って検証し、偽造品である動かぬ証拠を示した解説。
私のような門外漢にも、わかりやすく、よくわかる内容です。
材料は確かに小判切手ではあるのですが、専門誌のみではなく、総合誌でも扱っていただきたい内容だと思いますし、またその意義も大きいと思います。
本誌関係者の皆様、ありがとうございました。