ご存知でしたか?

画像は、1960年に発行された「議会開設70年記念」2種セットの中からの1枚。
凹版印刷で、好ましい切手です。

題材元は「第1回帝国議会会院式之図」という床次正精の油絵ですが、本物は大正14年に焼失してしまったので、現在では模写図が参議院議長応接室にあり、それを撮影して切手の原画としています。

この切手、よく見ると画面中央に見えるのは、なんと天皇陛下なのです。
天皇陛下と言っても、もちろん明治天皇ですが・・・。
我々が歴史資料の中で見る明治天皇の特徴と言えば口髭だと思いますが、右の拡大画像を見ると、その特徴まで捉えているように見えます。

歴史上の天皇陛下とは言え、こんなところで天皇陛下切手に出会えるとを、皆さんご存知でしたでしょうか?

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