3月は「別れの季節」。
僕自身も小学校や中学、高校、大学の卒業式と全てよく覚えていますが、それらは次のステップへの過程であったため、特に感慨深さというものは無かったと思います。
ですが、郵趣雑誌の廃刊となると話しは別で、大抵の場合で大きな衝撃を受けています。
そうした中で、特に大きかったのが『Stamp Rader』の廃刊ですね。
ホント、これにはもうビックリでした。
いつものように、配達された封筒を開けると、フロアーオークション誌とメールオークション誌、それに『Stamp Rader』の3冊。
オークション誌は、後でゆっくりと品定めがあるので、いつも最初にページを捲るのが『Stamp Rader』と決まっていたのですが、1991年11月に届いた『Stamp Rader』には裏表紙に画像の挨拶文が・・・。

もう、ホント、これは今までになかった衝撃として、今でも強く記憶されています。
「えっ!ウソだろう・・・」と。
当時は、今よりも熱心に日本切手も集めていましたし、その主力入手先の一つがカメリア・スタンプ。
そして、小粒だけどピリリと辛かった『Stamp Rader』は、歴代数ある郵趣誌の中でも最も好きな雑誌の一つです。
本当に惜しまれつつ廃刊となってしまった、名郵趣誌だと思います。