画像は、第3次昭和切手のストックからの画像で、左の縦ペアなんてものは、なんと30年ほどストックリーフで眠り続けています。
まぁ、「整理が出来ていない」と、言うこともできますが・・・。
そして、そのストックリーフに鉛筆書きで一言「ドリルの先」とだけ書き込まれています。
赤矢印の部分ですが、炭坑夫が持つドリルの先から斜め方向に画線が切れているのが見えると思いますが、このことを指しています。
この変種は『昭和切手研究』によれば、1版の94番切手と採録されています。

そして右のブロックですが、図版上は6枚ブロックに見えますが、実物は銘版入り20枚ブロックで、この94番切手にも同じ変種を確認することができます。
こちらのブロックも、買ってから20年近くは経っていると思います。
実は、何気に見ていた縦ペアからヒントを得て、手持ちの20枚ブロックをファイルの中から総動員して見つけました。
この20枚ブロックもリーフに整理していたならば、もっと早くに気がついていたでしょうに・・・。
やっぱり、マテリアルをファイルに突っ込んで冬眠させてしまったらいけませんね。