1975年4月22日発行の「吉祥天立像」1000円切手。
小学5年生の身にとってはウソのような高額切手でしたが、当時の1000円という額面に敬意を払ったかのような、素晴らしい切手でした。
未使用のリーフについては、こちらで紹介しているので、今日は使用例です。
と言っても、手元にある使用例はこれだけ。
当時、この切手を使うとなれば小包だと思いますし、それでさえあまり見ることはありません。
近年、別納で潰された和文ローラー印のシートが多量に出回っていますが、有り難みはちょっと・・・。
良心的(?)に欧文ローラー印で潰されたものなら、まだマシでしょうか。

画像は、速達小包なので、速達料金が1kgまで300円に小包料金が650円の合計950円。
たぶん、50円加納なのだと思います。
それでも気に入っているのは、熊本東局の消印が櫛型印であるところ。
よくぞ、櫛型印を使ってくれました!
配達局の粟野局はローラー印ですが、この際はどうでもいいでしょう。
1000円切手に櫛型印。
1000円切手の使用例として、これだけで満足している所以です。