画像は、ネパールのセカンド・シリーズから1941年に発行が始ったカトマンズ印刷2pice のシート。
画像の切手、本来ならば茶色で刷られているはずですが、なぜか誤って4pice である緑色で刷られてしまった、いわゆる刷色エラーってヤツ。
この2pice 切手は全部で11の印刷時期に分かれるのですが、この刷色エラーは Printing No,1と呼ばれる最初の印刷の最終時期(1943年9月)に発生しました。
使用例としては、現在までに2例が報告されていますが、面白いことに2例とも2pice 切手として使われていることから、郵便局側は刷色エラーであることを認識した上で販売したものと思われます。
専門コレクションには必須のシートです。